イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2016年04月13日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2032 元豪商の館=日本庭園の和中庵と哲学の道

     
2016年04月05日(火)開催。 当日参加者35名。申込38名。


快晴。哲学の道の桜は満開で多くの観光客で賑わっていました。
霊鑑寺は椿の花が美しく、後水尾天皇=皇室とのゆかりが深い尼寺です。
昼食の場所は、桜並木が見下ろせる2階に陣取り珠玉の時を過ごしました。
極め付けは、近江商人藤井氏の豪邸で和洋折衷の館を見学された参加者からは、豪華な暮らしをしていた様子を垣間見ることができたとおっしゃっていました。
暖炉、金庫室、シャンデリア、洋館の天井の装飾、客間の装飾、鞍馬石等

<霊鑑寺>
水尾天皇の皇女・多利宮を開祖として創建された尼門跡寺院です。谷の御所とも呼ばれています。御所人形200点など皇室ゆかりの多くの寺宝が残されております。
石組に特徴のある格調高い池泉観賞式庭園では、春はツツジや椿、秋には紅葉などを楽しむことができます。なかでも椿はその種類の多さ(40~50種類)を誇っています。
樹齢300年とも言われる日光椿は京都市指定の天然記念物になっています。
また、京都で2番目に古い楓があり、樹高が8メートルに達し、京都市の天然記念物の指定を受けています。

<哲学の道>
日本の道百選にも選ばれた。哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけったといい、この名 がついた。春は両岸の関雪桜で花のトンネル、川面に散り流れる花ビラもひとしおの 風情があります。

<和中庵>
和中庵は、元近江商人で織物業によって成功を収めた、藤井善助。その息子藤井彦四郎も糸編で成功し、東山に屋敷を構え、その後、ノートルダム学園に寄付した大邸宅です。


霊鑑寺に咲く椿の種類は、40~50種類になります。その花びらが展示されていました。
霊鑑寺の散り椿、白い椿および京都市の天然記念物で、京都で2番目の巨木の楓がありました。
  
霊鑑寺の階段でハイポーズ
 
 
哲学の道の桜は満開でした。

  料理屋さん2階からは、
満開の桜を鑑賞することが出来ました。

 
和中庵のお庭には巨大な鞍馬石がどっかりと据えつけられていました。
また、客間であろう部分では豪華な内装が施されていました。
   
和洋折衷の豪商の館は、洋館から和室へは渡り廊下で繋がっていました。
     
   (運営委員 川崎泰弘 記す)                                  イベント実施報告一覧へ戻る