2016年05月11日(水)開催。 参加者40名。
講師は、宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所名誉教授長瀬文昭氏。
最初に、最近話題になった「ひとみ」の運用断念の話から始まった。
第一部は、「宇宙の膨張と宇宙の始まり」
宇宙とはどのようなものか。宇宙の広さはどのくらいか。
各国上空100km以上は、共通の領域で、ロケットが飛んでも文句は言えないらしい。
宇宙膨張の発見のバッフルの話・カモフのビッグバン宇宙の話・暗黒エネルギーの話と続いた。
第二部は、「生命誕生と進化」
火星に生命は存在するか?、宇宙に生命が存在する条件は?、地球外文明は存在するか?
等の話があった。
最後に宇宙から見た「芸術のように美しい地球の写真」を紹介してくれた
講師が、易しく講演をしてくれたせいか、終了後も、6割の参加者が残り、
熱心に質問があった。 参加者の質問例を記載する。
・星は無数にあるのに衝突の確率は?
・暗黒物質は具体的に、どこにあるか?
・ビッグバンの前とは?
・世界各国はデータを共有しているか?
。知的生物が銀河系に存在する星が10個とは?等
非常に熱心であった。
好評につき、この講演をシリーズで続けることとした。
夏号は、「星の一生・地球の一生」、その後、「オーロラとブラックホールの正体」、「古代天文学天動説と地動説・星とは」、「偉大な科学者アイザック・ニュートン」等の企画を計画中である。
尚、撮影は、写真が趣味の近藤夲氏。
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