イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2016年05月25日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2081 源流→河口へ 東京の川・野川を歩く④-3

     
開催日:2016年05月18日(水)9:30~14:00実施。晴。 参加者:13名
                   



  ○実施日:2016年5月18日(水) 9:30~14:00
  ○会 場:深大寺~成城学園前駅

昨年11月中旬に源流の国分寺・日立中央研究所をスタートし、国分寺崖線沿いに野川を歩く第四回目は深大寺下から成城学園駅までのおよそ6km。
前日の雨で天候を心配したが好天に恵まれ快調に歩いた。
今回の行程には歴史的な建造物や遺跡が少なく若干寂しい限りであった。


    虎狛(コハク)神社のクロマツ

・又住橋近くの虎狛神社の祭神は大蔵御租神と倉稲魂命で当社の勧請は崇峻天皇2年
(589)とかなり古い。
最近、本殿改修時に天平勝宝2年(750)の棟札が発見され1260年前から続くと判明

・境内には古木、大木があり写真のクロマツは樹高も高く雄々しい。
 
    大久保家の柿「禅寺丸」の巨木

・都指定天然記念物

・樹齢370年、樹高15m、幹回り1.9m

・応安3年(1370)川崎市麻生区にある王禅寺の住職・等海上人が発見し栽培を奨励したのが始まりという。下記の発祥地・柿生では禅寺丸種の柿の栽培を拡大する動きがある。
 
    大橋から見る桜並木

・桜の時期はこのあたりからの眺めは素晴らしい今は新緑の時期を過ぎて濃緑の遊歩道であった。
 
糟嶺神社 (カスミネジンジャ)

・現在の調布市入間町にあるが創建年代は不明。

・多磨郡に4か所ある墳墓の下部にあったが宝暦8年(1758)に墳墓の上に遷座した。

・写真は今回ご参加の皆さん。
 
   
喜多見不動堂

・この不動堂は喜多見慶元寺の境外仏堂。

・創建は古くなく明治9年。村内安全、諸難消除のため喜多見の住人が発起人となり今の地に堂宇を建立、尊像を安置した。

・この尊像は明治初め、多摩川大洪水の時に喜多見川原に流れ着いたと伝わる。
 
   
昼食は成城学園前駅の「かつくら」

・京都三条が本店の当店は京野菜とサクサクのとんかつが美味しく参加の皆さんからも好評であった。

・次回最終回は成城学園前駅をスタートして二子玉川を経て等々力渓谷まで足を延ばす。
 
   
     
   (運営委員 村山眞三 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る