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開催日:2016年05月18日(火)9:30~14:00実施。晴。 参加者:19名。
○実施日:2016年5月31日(水) 9:30~14:00
○場 所:国分寺崖線沿いの野川。成城学園前駅~等々力渓谷
国分寺市西端から等々力渓谷までおよそ30km続く国分寺崖線に沿って1市5区を
横断して流れる野川を歩くイベント。野川は国分寺・日立中央研究所の大池の湧水を源流
とし不動橋を起点として二子玉川で多摩川に合流するまで約22km。これを5回に分けて歩く今日が最終回。途中の名所などに立ち寄り歴史を学びながらゆっくり歩いた。
少々暑いが薄曇りの天候に恵まれ、等々力渓谷のレストランに全員、元気にゴールし
遅めのランチを摂った。
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喜多見不動尊
・不動尊の滝:
崖線からの湧水で野川に注ぐ。
・明治17年、多摩川の洪水の際に流れ
着いたお不動様を祀っている。
・冬至の日には星を供養して福を招き
災いを防ぐ星祭りが行われる。
南瓜に真田幸村の名前を書いて奉じると
何物にも負けないとも言われ実行して
いるらしい。
勝負強かった真田氏にあやかったのか。 |
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次太夫堀公園・民家園
・次太夫堀は稲城川崎の代官であった
小泉次太夫の指揮で慶長2年(1957)
から15年かけて開発された農業用水。
・「生きている古民家」をテーマに
江戸~昭和の 農村風景を再現し、
染め、鍛冶、棉、蕎麦、紙漉きの会や
竹細工、柿渋などの研究会がある。 |
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永安寺の大イチョウ
・天台宗龍崋山長寿院 永安寺
・足利基氏の子、氏満が鎌倉の大蔵谷に
堂宇を開創。その後、子孫が鎌倉と
同名のこの大蔵の地に1490年、永安寺を
建立。
・大イチョウの樹齢は不明。寺建立時に
植えたとすると500年を超える。
江戸時代、旅人にはこの樹が道しるべに
なったとの記録がある。
・幹回り 4.5m |
仙川が合流
・小金井市の貫井北町に発し約21km
流れて、ここ鎌田で野川に合流する。 |
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写真の右が 兵庫島
・全長22kmの野川がここ二子玉川で
多摩川に合流する。
・新田義貞の子、義興が新田家再興をめざし
上野の国(群馬)から兵を進めたが稲城
矢野口の渡しで北条氏の策略で船を
沈められ敗退。
対岸に流れ着いた由良兵庫助を悼み
村人が島を兵庫島と名付け供養した。
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善養寺のカヤの巨木
・京都東山の総本山智積院の末寺
・新編武蔵風土記によれば古くは深沢にあり
1650年頃にはこの場所にあったと伝わる。
・カヤの木は都天然記念物で樹齢600~700年
幹回り5.2m、樹高20.6m。
・隔年で実を付ける。凶作の年には
この実が食の支えになったといわれる。 |
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等々力渓谷
・武蔵野台地の南端で国分寺崖線の終端。
・多摩川の支流・谷沢川が台地を侵食して
形成された1km程の渓谷で都会にあると
は思えない静かさと清涼感のある場所。
・渓谷には古代住人の横穴古墳などがある。
・元気に歩く皆さん。
もうすぐ食事なので足取りも軽い。 |
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○13:00 渓谷上のイタリアンレストランOTTOでランチ後、解散。
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(運営委員 村山眞三 記す) |
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