2016年07月20日(水)開催。
国生み伝説と沼島(淡路島の南東4.6kmの紀伊水道に浮かぶ周囲10kmの小さな島)
記紀神話から:
神代の昔、天と地が分かれたばかりで、日本の国土が生まれるはるか前のこと、天上は高天原と呼ばれていた。ある時、そこに住まわれる神々が相談し、国をつくることになった。
神々はその役割をイザナギの命とイザナミの命に託し、国生みの道具として「天の沼矛(ぬぼこ)」という神聖な矛を授けた。二神は天の浮橋に立ち、そこから沼矛を下界に差し入れ、「コオロ、コオロ」とかき混ぜ引き上げると、矛の先から、シオが滴り落ち、それが積もり積もって島となった。この神聖な島を「おのころ島」という。二神はこのおのころ島に降り立ち、夫婦となって日本の国土を造られ、たくさんの神々を生み出すのである。
この島の候補地は日本各地に数多く存在するが沼島はその中でも「聖地。おのころ島」の最有力候補とされている。
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鱧(はも)料理食事中
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上立神岩(高さ30mの巨岩)天の沼矛のモデル
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穴口:高さ80mの屏風岩,断崖の下の洞窟は深さ50mある。
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沼島一周後土生港にて
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感想:旬の「はも」料理は美味しくいただきました。特に「はも」の卵が美味しかった。
島巡りは多くの奇岩を見ることができ、国生み伝説を想像するのに充分であった。
参加者は充分楽しんでいただけたと思います。
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(運営委員 小牧 敬二 記す) |