イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2016年07月27日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2137 国生み伝説沼島の鱧(はも)料理と海上周遊

2016年07月20日(水)開催。  


国生み伝説と沼島(淡路島の南東4.6kmの紀伊水道に浮かぶ周囲10kmの小さな島)

記紀神話から:

神代の昔、天と地が分かれたばかりで、日本の国土が生まれるはるか前のこと、天上は高天原と呼ばれていた。ある時、そこに住まわれる神々が相談し、国をつくることになった。

神々はその役割をイザナギの命とイザナミの命に託し、国生みの道具として「天の沼矛(ぬぼこ)」という神聖な矛を授けた。二神は天の浮橋に立ち、そこから沼矛を下界に差し入れ、「コオロ、コオロ」とかき混ぜ引き上げると、矛の先から、シオが滴り落ち、それが積もり積もって島となった。この神聖な島を「おのころ島」という。二神はこのおのころ島に降り立ち、夫婦となって日本の国土を造られ、たくさんの神々を生み出すのである。

この島の候補地は日本各地に数多く存在するが沼島はその中でも「聖地。おのころ島」の最有力候補とされている。


鱧(はも)料理食事中
 
上立神岩(高さ30mの巨岩)天の沼矛のモデル 
  穴口:高さ80mの屏風岩,断崖の下の洞窟は深さ50mある。
沼島一周後土生港にて 
感想:旬の「はも」料理は美味しくいただきました。特に「はも」の卵が美味しかった。
   島巡りは多くの奇岩を見ることができ、国生み伝説を想像するのに充分であった。
   参加者は充分楽しんでいただけたと思います。

     
   (運営委員 小牧 敬二 記す)                             イベント実施報告一覧へ戻る