2016年07月28日(木)開催。参加者21名。 (企画・会澤加寿夫運営委員)
東中部夏号「終活3題」の第1回目。
今回は大阪の遺品整理会社社長吉田太一氏を迎えての講演会でした。
吉田社長は2002年に、日本で初めて名古屋で遺品の整理会社を立ち上げ、国内のみならず韓国や中国まで進出し幅広く活躍しています。
いわゆる「おひとりさま」が増加するこんにち、亡くなった人の遺品の整理を誰がするのか。身内と同居していれば何とかなるでしょうが、核家族の実態を考えるとなかなか簡単ではありません。
いろいろなケースをもとに笑いを交えてその実態を語ってくれました。
また、遺品整理から、その人の生き様や、人生観なども垣間見ることができ、上手に死んでいく人、寂しく死んでいく人、それぞれ違いはあるけれども、生きているうちに、それなりの往き方を考えていく必要があるだろうということでした。
参加者も他人ごとならずと頷いて聞いておられました。
終わりに吉田社長が出版した書籍を、ジャンケンポンに勝った人にプレゼントしていただきました。
(文と写真 井ノ口繁一講師兼運営委員)
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