2016年09月16日(金)開催。参加者16名。 (企画・内田秀運営委員)
東海道42番目の宿場町「桑名」を散策してきました。
古くは木曽三川の治水工事に従事した薩摩藩の家老「平田靱負(ひらたゆきえ)」等を祀る海蔵寺。
東海道で唯一の海路。名古屋の熱田・宮の渡しから7里先にある「七里の渡し」。
近くには、歴史ある旅籠の家並みが残っていました。
本陣跡につくられたという船津屋は、泉鏡花が小説「歌行燈」を執筆した旅館として有名で、今でも営業を続けています。歌行燈の句碑も残っていました。
伊勢路の玄関口といわれる「一の鳥居」は、なかなか趣のあるものでした。
九華公園は桑名城跡につくられた市民憩いの場。春や秋には沢山の人々でにぎわいます。
お昼は創業が明治10年という食事処「歌行燈」。平日というのに多くの人でにぎわっていました。
午後は寺町商店街をぶらぶら歩き、古き良き時代の香りをかぎながら歴史散策を楽しみました。
今回は、桑名が故郷だという静岡県の三島に住むご夫婦も参加され往時を懐かしんでおられました。
ちょっぴり懐古気分を味わった一日でした。
(文と写真 井ノ口繁一講師兼運営委員)
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