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2016年12月03日(土)開催。 当日参加者14名。申込16名。
真言宗泉涌寺派の総本山。皇室との関連が深く御寺(みてら)とも呼ばれている。
空海が天長年間(824-34)建立。伽藍は真言宗ながら禅宗様式の巨大でな建物が並ぶ。(重文)
陽成天皇から孝明天皇に至る歴代天皇・皇后の御葬儀執り行われ、「月輪陵(つきのわのみさぎ)」は24名の天皇が祀られている。
楊貴妃観音堂では、楊貴妃の冥福を祈って造顕された像との伝承のある楊貴妃観音があった。
長谷川等伯作の国内最大の涅槃図がある。公開日でないため見ることが出来ませんでした。
仏殿は、徳川家綱の再建で運慶派作といわれる釈迦、弥陀、弥勒の三尊を安置されていた。
泉涌寺勧緑疎水(国宝)など文化財保有しているとのこと。
即成院はぽっくり寺として知られ、現世極楽浄土とよばれる即成院内陣の本尊・木像阿弥陀如来坐像並びに二十五菩薩坐像(共に重文)は、平安時代の藤原期の造顕です。
過去、現代、未来を表し、極楽浄土を表現している仏像を。内陣から見上げた参加者から感嘆の声。
戒光寺では、慶湛慶父子の合作本尊・釈迦如来立像(重文)は(約5.4m)総 高約10mの大像を拝観した。
善能寺では、重森三玲の作庭を見学。荒寺の中に上空から見た庭を大きな石庭で表現。
いずれも中江好喜氏のガイドによる説明に大満足
<行程>
京阪東福寺駅→泉湧寺→善能寺→昼食→戒光寺→即成院→瀧神社→京阪東福寺
<写真>
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泉湧寺は、皇室ゆかりの寺と言われるだけあって、禅宗様式ながら豪華な建物 門には菊の御紋が見える
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24名の天皇が眠る天皇陵は圧巻
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荒寺ではあるが、重森三玲の石庭が残されていた
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絶世の美女 楊貴妃観音が祀るお堂
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過去、現在、未来に渡って妙極楽浄土の仏像をお祀りする寺で、
阿弥陀如来と二十五の菩薩を現存する寺はここしかない。
また、門の上に鳳凰が飾ってあるのも珍しい。
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(運営委員 川崎泰弘 記す) |