世は正にデジタルの時代、カメラも其の例を免れません。カメラ店の陳列は殆んどデシカメ、土産物店では、フイルムを置いてない所が多い今日この頃です。
そんな中で、フオトサークルはスライドフイルムに拘って来ました。
確かにデジカメは感度を自由に変えられるし、消去も、パソコンでの修正も簡単という便利さがありますが、反面本来の写真と言えるか疑問が生じます。スライドフイルムによる撮影は露出の許容度が狭く、感度も自由に変えられませんし、現像後の修正も殆んど不可能です。しかしその為に撮影者の感性と判断力が、作品の出来を大きく左右することになり、瞬発力、持久力、忍耐力が強く求められ、写真の撮影は結構、体力と知力を必要とすることになり、OBの我々にとっては、相当の運動と、頭脳の体操になっています。
現在サークルには25名の方が所属し、そのうちの15名の方の作品が今回の発表展に出品されています。1名の方はデジカメによるものですが、14名の方はスライドフイルムによる作品です。出品者の方々のお名前と作品名は別表の通りです。会場は新宿御苑の近くの交通便利な場所です。是非ご来場の上ご鑑賞、ご批評を賜りたいと存じます。なお会場には出品者の誰かが当番としてご説明にあたっております。
世話人 伊藤 武典
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