2013年02月07日(木)。 参加者:18名。
本日は、江東、中央、台東区5ヶ社寺を巡拝しました。
明治維新の神仏分離で廃寺となった真言宗永代寺‐江戸時代 富岡八幡宮の別当寺‐は関東五ヶ寺隋一に数えられた名刹だったそうです。成田山不動堂の東側 深川公園の辺りにあり、その庭園は、江戸で有名な庭の一つで、江戸名所図会や広重の名所江戸百景に紹介されています。永代寺歴代住持のお墓は、現在の永代寺の暮域にあります。
・大栄山 永代寺 真言宗・高野山派‐御府内八十八ヶ所霊場 第六十八番札所‐
( オプション)
御住職から 旧永代寺の歴史を拝聴して後、 歴代住持のお墓参りを許されました。
「神仏分離令の折の廃仏毀釈は 実に愚かな行為であった」と御住職は嘆いて
おられました。
・20番 深川不動堂・成田山東京別院 全員で11時の護摩修行に参加しました。
五代将軍 綱吉生母 桂昌院の一言「 江戸で成田不動尊を参拝したい」で、
元禄の「出開帳」が盛大に施行されました。江戸出開帳から数えて310年
平成24年に梵字の壁面の新本堂が建設されました。
本尊不動明王の真言を具現化したもの即ち 真言梵字壁です。
・富岡八幡宮 祭神 応神天皇 創立 社伝によると、菅原道真の子孫 僧長盛が京都から
八幡の神像を拝して江戸に下り、永代島の小祠に奉安やがて立派な社殿を建立した
そうです。
・21番 薬研堀不動院・川崎大師東京別院 昇殿参拝。
本尊 不動明王は真言宗中興祖・興教大師覚鑁作。
天正13年 秀吉の兵火を避けて、根来山の大印僧都が尊像を背負って東国に下り、
当地に堂宇を建立 安置しました。
・22番 淺草寿不動院・不動院 昇殿参拝後 ご住職から法話を頂きました。
その霊験の強さから、淺草の観音様を守護する仏として、浅草寺の裏鬼門に
移されました。
備前平戸藩主 松浦鎮信は、不動院の第六世 法印覚意が家老の息子であることから、
守護仏・良弁作不動尊を不動院に安置し、祈願所と定めたと云うことです。
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