イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2014年07月23日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

1475 祇園祭菊水鉾での茶会と京町屋

2014年07月15日(火)開催。  参加者22名


京都の本格的な暑い夏は祇園祭からだと言われています。

当日は晴れながら比較的凌ぎやすい気候であった。
長刀鉾を筆頭に函谷鉾、月鉾、菊水鉾、鶏鉾の鉾建ても終わり、17日の本番に合わせた訓練がされていました。

鉾を見た後、京町屋の杉本家を訪れました。通常は非公開で7月14日~16日まで特別公開日であったので見学。その後、湯葉料理、錦市場への買い物を済ませ、さがの館で田中社長様から着物に関する商売等を聞き、着物の販路拡大で着物レンタル商売や大学生に卒業などでの着物装着をしてもらい、かつ、外国人に着物のよさをPRするためのショールールのお話を伺いました。

その後、会所では、7/13164日間、日替わりで表千家・裏千家・遠州流によるお茶会が開催されていて、お菓子は菊水鉾のためのお菓子、亀廣永の「したたり」を賞味。

なにより社中の薄茶は、とてもクリーミーで美味とのことです。お土産に菊の模様の入った菓子皿もいただけますゲットして帰った菊水皿直径(18センチ程)私はスイカを盛ったり、・・縁起がいいような気がします。

残念ながら、お茶券で菊水鉾内部に入る費用が入っていなく申し訳けありませんでした。
来年度は菊水鉾内部に入る企画にしたいと思います。

<菊水鉾>

町内の金剛能楽堂内に古くからあった『菊水井』にちなんで名付けらた。
鉾頭は、16弁の金色の菊花を付けている。

<杉本家>

市内最大規模の堂々たる京町家。風情ある佇まいの京町家が目に入る。ここが、京都市指定有形文化財の「杉本家住宅」である。
杉本家は、もとは「奈良屋」という屋号を持つ呉服商で、京呉服を仕入れて関東地方(主に千葉市)で販売する「他国店持京商人」として栄えた。1743(寛保3)年に烏丸四条下ルで創業し、1767(明和4)年に現在地に移った。


菊水鉾の雄姿
 
長刀鉾の雄姿。くじ取らずの鉾で、
祇園祭の行列の際は何時も先頭を行進します。

 
  重要文化財に指定されている京町屋市内最大規模の京町屋で呉服商を営んでいた。


当日は俵屋宗達の「秋草図屏風」(実物)展示があり、特別展らしい気がしました。


内部は昔から大事にしてきた繊細な心の機微や奥ゆかしさの中に美しさを感じました。
 

湯葉料理を前に歓談されている参加者達
 
さがの館で田中社長の着物の商いについての
熱っぽいお話に耳を傾ける参加者

 
菊水鉾の会館でお茶をいただき、菊水鉾のために作られた亀廣永の「したたり」を食べ、
それが載せられていた菊水のお皿がお土産。

    
京都の夏を彩る祇園祭の鉾。綾笠鉾など夜景もご覧あれ
   
   
 
   (運営委員 川崎 泰弘 記す)                             イベント実施報告一覧へ戻る