イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2014年08月20日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

1495 寄席三昧!新宿末廣亭の一日

     
2014年08月08日(金)開催。 


今日は8月8日(金)
八は数字の中でも、末広がり。ますます繁栄ってわけで縁起がいい。
そこでこの日を選んで寄席三昧!新宿末廣亭の一日開宴
末廣亭を一言でいえば「今にも壊れそうな建物の中で、普段着の人々が正装?の着物を着ている人の話を聞く」


 


何それっておもわないで古典芸能落語。落語って何、読んで字の如く。話にオチがあるんです。オチってなに?う?ん。

例えば「ありゃ夕立だ!雨だ!や~ね」

末廣亭は、以前にもお知らせいたしましたが数ある寄席の中でも一番いちば~ん寄席らしい。
椅子席のほか舞台正面左右に桟敷席があります。
この建築今ではとても許可が下りません。そんな歴史ある建物新宿区有形文化財第1号。
 
     


トリの林家正藏さん、末廣亭はさすが寄席の中の寄席、東日本大震災の翌日だって営業。実は涙ぐましい話があるんです。
社長(席亭)「地震の影響を調べて報告」
社員「社長調べてきました。柱という柱みんなひび割れしています」
「社長このびび割れ!以前からのものでどれが今回かわかりません」

この時期の話と言えば怪談、落語だけに落ちもしっかり。今日は林家正蔵さんがとりネタでやってくれました。
話は、四谷番町皿屋敷「美人お化けのお菊さん皿を数える、お話も落語でやれば怖さを通り越しお笑いへ・・・  怖さを忘れ見に来るお客の差入れのまんじゅうを食べ過ぎふっくらと。井戸から上がるのも一苦労。 1枚2枚と数えるうちに9枚まで聞くと殺されるというのに10枚11枚・・・サービスで18枚。明日は休みにするからね~

ここ末広亭は築80年お化けが出ても不思議ない!盛んに噺家さんにいびられた一日ですが、落語家さんたちの末広亭への愛情?なんですね?

     
   (運営委員 高橋正幸 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る