2014年10月25日(土)開催。参加者14名。 企画:浅田賢二運営委員
名古屋のきれいどころ「名妓連」が日ごろの稽古の成果を見てもらおうと年一回実施している「やっとかめの会」を観賞してきました。
「やっとかめ」というのは、名古屋方言で「お久しぶり」という意味です。
長唄、清元、踊りによるにぎやかな一時間半。
土曜日とあって、綺麗どころに迎えられて入った会場の名妓連検番は、立錐の余地がないほどの超満員。老若男女沢山の人が興味を持っているようです。
演目は、名古屋では数少ない舞妓さんによる「奴さん」、年季の入った芸妓の格調高い「天竜下れば」、総員による華やかな「さわぎ」そして名妓連の十八番「金のしゃちほこ」など日ごろあまり縁のないきらびやかな世界を堪能してきました。
特に「金のしゃちほこ踊り」は若い舞妓さんによる、着物を着たままで逆立ちをするという、名古屋でしか見られないお座敷芸です。今回も見事に逆立ちを成功させ、満場の拍手をもらいました。
踊りの後は、各座席にきれいどころが入って軽飲食と懇談、美味しいお酒を頂いてきました。
最後はお気に入りの芸妓さんたちと記念写真。秋の日の一日不思議な世界を味わってきました。
(文と写真 井ノ口繁一講師兼運営委員、
「4.しゃちほこ踊り」の写真は古谷俊雄さん提供)
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