2018年02月28日(水)開催。参加者14名。 (企画・水野美代子運営委員)
豊橋にある明治45年創業の福井酒造の蔵開きに参加しました。
豊橋駅から南へ約3kmばかり、やたらと目立つ見慣れぬ高いツイン鉄塔の手前に福井酒造の工場がありました。まだ朝早いというのに大勢の方々が行列をなして受付開始を待っていました。ずいぶんと人気があるのですね。
福井酒造のブランドは地下50mからくみ上げる良質の豊川伏流水で醸す四海王。使用する米やその磨き方でたくさんのサブブランドがありました。たとえば酒米夢吟香でつくった四海王夢吟香など(これ、おいしかったね。山田錦はもう売り切れで飲めなかった)。地下100mの天竜川の伏流水も使うとか。飲んだら笑顔になる酒に向けて、まるで子育てのように酒育するという「和醸良酒」が会社のモットーだと宣伝している。
受付で頂いた小さなプラカップを手に、行列があるのかないのか分からぬ人の群れに必死に割り込んで瓶詰めされた新酒をちょっと注いでいただき早速試飲。押し合いへしあいで行列が前に進まず、一口でなくなった空のカップにまたお代わりを同じ店員さんから何度も頂いてしまった。後からやってきた方は待たされっぱなしで申し訳ありませんね。やっと樽酒にたどり着いたらこっちはなぜかあまり混雑がない。しかもカップ満タンで一口お代わりしなくて済んだ。とはいえちょっと離れてはまたお代わりに往復。
やっと一息ついて樽酒満タンカップを手に工場の外へ出て同行のJASS会員を探した。風もなく日差しが暖かいので、日向ぼっこしながらちびりちびり。ああ、そういえば蔵の案内を希望したが、大混雑ですっかり忘れてしまった。ま、蔵は逃げないからまた来年があるか。いろんなショーなどもプログラムにはあるが、まだ時間が早すぎる。その前にこっちが出来上がってしまったから、皆さんと一緒に豊橋駅へ戻ることにした。
(文 岸田匡弘会員 写真 水野美代子運営委員)
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