イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2018年07月04日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2756 【百年食堂】湯島神田散歩と鰻の明神下神田川

2018年06月22日(金)開催。


少し歩くと汗ばむような梅雨の中休みの散歩になりました。

紅梅坂のニコライ堂の大伽藍を見て、淡路坂上にある聖橋を渡って、湯島聖堂へ。楷の大木、孔子像、そして大成殿にお参りしました。

深い森の境内には涼しい風が吹いていました。境内を出ると、築地塀の相生坂、そして聖堂脇の昌平坂を登ると、目の前が神田明神。江戸の総鎮守です。平将門に敬意を供してお参りしました。

当時の神田山の面影を男坂にみて、門前の天野屋へ。皆さんは名物の甘酒や柴崎納豆を買っていました。お買い物タイムのあとは、門前の坂を下って、神田川へ。大鳥居から歩いて5分、黒板塀を周りにめぐらし、さすがに超老舗の雰囲気です。

塀を背にして記念撮影を撮りました。その後、打ち水もすがすがしい玄関を通って、二階の大広間へ。焼きあがるまでの40分は皆様と話がはずみました。今日は暑かったせいかビールと冷酒を注文する方が多かったようです。

鰻はふっくらと焼きあがっており、誰は江戸前のやや辛口、香り高い山椒をたっぷりと掛けて、おいしくいただきました。古風な日本間でゆっくり100分過ごし、ぜいたくな時間でした。


ニコライ堂
教会の前庭に、
聖書にふさわしく野の百合が二輪咲いていました。

聖橋の上で
神田川に架かる聖橋。
南のニコライさんと北の孔子さまを結ぶ橋です。

湯島聖堂
深い森の中に孔子さまを祀った大成殿があります。
扁額は五代綱吉の書。

楷の大木
孔子像の前に、彼の郷里の山東省昌平の楷の木があり、
亭々と聳えていました。

 神田明神の男坂
かつてここは神田山。その片鱗が男坂に見られます。
山に相応しく急坂です。

   江戸前の鰻です
身はふっくらと、タレは江戸米のやや辛口。
美味しい山椒をかけてかぶりつきました。

記念撮影  食事の前に、粋な黒板塀の前でパチリ。
 
   (運営委員 森 洋人 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る