イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2018年10月31日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2881 特別公開の大徳寺本坊と真珠庵

開催日:2018年10月19日(金) 当日参加者12名 申込み14名
   
 大徳寺の通常非公開寺院が特別公開されると聞いて、大徳寺本坊と真珠庵を企画しました。

ところが、真珠庵が当日この日を含め拝観休止のため、参加者に事前に連絡しての了解を得て、急遽 黄梅院に変更して実施しました。
大徳寺本坊も黄梅院も共に特別拝観のため、寺内の撮影は禁止されていました。
また、10月13日から公開の仁和寺 五大明王の壁画も鑑賞され大満足でした。

<大徳寺・本坊>
 
 大徳寺は茶聖で有名な千利休によって増築された山門の二階部分を「金毛閣」と称し、利休の像を安置したことにより秀吉の逆鱗に触れ切腹させらました。一休禅師(一休さん)が再建した寺として有名です。また、織田信長、石田三成、黒田長政、細川幽斎など武将のゆかりの寺として有名です。
 唐門が国宝、勅使門から山門、仏殿、法堂いずれも重文。方丈の狩野探幽筆障壁画、同じく狩野探幽がその天井に「泣き龍と称された」雲龍図を描いた法堂(はっとう)は重要文化財に指定されています。

<黄梅院>
 織田信長の父・織田信秀を弔うために豊臣秀吉が再興した寺で、利休作庭「直中庭」を持ち、美しい苔とモミジが美しく、小早川隆景の寄進による、禅宗寺院において現存最古の庫裡や、加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰ったとされる釣鐘などがあります。


1. 千利休が切腹の原因とされた金毛閣
      
2. 黄梅院の入り口の庭。苔と青紅葉のコラボが美しい
     
 
3.泉仙の精進料理 鉄鉢は有名で食事が進む
             
 
4.京都の三大唐門の1つ 聚楽第から移築の「日暮門」は下記ホームページ参照。

   https://kyotohotelsearch.com/blog/2011/12/13/3karamon/
   https://kyotohotelsearch.com/kankokitaku/daitokuji.html


5.仁和寺の五大明王壁画も有志行きました。下記ホームページ参照

   https://www.sankei.com/west/news/181013/wst1810130024-n1.html


     
     
   (運営委員 川﨑 泰弘 記す)          イベント実施報告一覧へ戻る