開催日:2019年1月26日(土)参加者13名
名古屋の中心街を流れる堀川。町の真ん中にどうして運河が引かれたのか、その歴史と役割について話を聞きました。
講師は名古屋市の加藤裕之主査
堀川は、名古屋城の外堀から名古屋港までつながっています。
その歴史をたどると、名古屋城築城までさかのぼります。
いまから約400年前(1610年頃)当時の「物資」の運搬」手段としては、船が一番沢山の物資を運ぶことが出来ました。そこで名古屋城築城にあたり多くの建築資材を運ぶ手段として名古屋城西の幅下から熱田迄まで約6キロの運河が掘られたものです。
運河自体の水源がないので、近くの庄内川と接触させて水を取り入れたり、地下水を取り入れたりしているようです。しかし長い間に生活汚水等が流れ込み、臭くて汚い運河でしたが、最近ようやく少しずつ綺麗になりつつあります。将来は、子供たちが水遊びできるような、人々の憩いの場にしたいと抱負を語っておられました。
都会の真ん中のオアシスとなることを期待したいと思います。
(文と写真 井ノ口繁一運営委員)
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