イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2019年5月22日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

3081 史跡散策(名古屋市中川区)「万場の渡しかいわいコース」

開催日:2019年5月14日 参加(JASS7名、市老連35名 合計42名)

気象予報では、午後から、雷雨ありの予報の中、市バス停留所「万場大橋」を出発。

主に、その昔、東海道を旅する人が熱田の渡しからの海路を避けて通った脇街道の旧佐屋街道を歩きました。

 天気は、曇で歩きやすく感じました。尾張名所図会に描かれた渡し船には、馬2頭、客9人、籠、船頭2人が乗っている。(写真1)

 さや街道沿いにある、由緒ある国玉神社(写真2)、大きな石灯篭のある光円寺(写真3)はすぐに見つかったのですが、寺の裏に七宝焼きの元祖梶常吉の墓がある正明寺(写真4)は、団地の中に隠れて発見に時間がかかりました。

 1407年創立の八幡神社(写真5)は、掃き清められた境内でした。

 最後は、天慶2年(939年)創設の円乗寺(写真6)と、747年右大臣藤原豊成が造営したといわれる行雲寺(写真7)を巡ったところで、予報通りの雨が降り出し、間一髪セーフの2時間でした。

当日は、スマホの調子が悪く、下見での写真になりましたことをお詫びします。


   (文と写真 世話人 渡邊春樹)


1.尾張名所図会の渡し船

2.境内の樹木の静けさが残る


3.山門には「臥龍山」の金字額がある

4.「松下の蓮如様」で知られる
真言大谷派の寺院


5.60年ごとに御鍬祭がある
6.第二次大戦で山門、鐘堂、
本尊のみ消失を免れた


7.豊成の女が山門に籠り写経をした
「閑籠門」と呼ばれる


     
   (世話人 渡邊 春樹 記す)          イベント実施報告一覧へ戻る