イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2019年6月5日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

3101 京都御所。拾翠亭実学

開催日:2019年5月30(金) 当日参加者18名 申込み19名

新天皇が新しい令和元年に即位され時代に、京都御所のツアーを企画しました。

ガイドの中江好喜氏(京都検定1級合格)の案内で御所を奥深く案内をしていただくことになりました。御所の外部が知っている参加者も内部を知っている方は少なく、満足して頂いたのではないか。

また、御所のみならず、京都御苑のあまり知られていない場所を案内いただいた。
 
<京都御所>
 京都御苑の中にある建物で、その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもので、現在のものは安政2年(1855年)の造営である。(元の紫宸殿は仁和寺に移築された)
 紫宸殿を始めとし、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができます。


天皇や外国の要人が、この建礼門から入られ、紫宸殿に通じる道を通って、
即位礼など重要な儀式が行われる紫宸殿に向かわれる
  
江戸時代の緊縮財政の折、自分の住まいより紫宸殿の再建と懇願された光格天皇の肝いりで建てられた紫宸殿を背景にハイポーズ

釘を一切使わず、たるきで大屋根を支える
日本の匠技




清涼殿は、御常御殿が建てられるまで永い間天皇の日常の生活の場で、政事、神事などが執り行われていた建物


胎範碑(いはんひ)中川宮朝彦親王は伏見家に生まれ、仏門にはいり、青蓮院門跡や天台座主を歴任。伊勢神宮祭主も務めた。
仏教界、神道界のトップを務めた業績をたたえた碑。


宗像神社

拾翠亭
元五摂家の一つで現存する唯一の九條家の建物。茶会のための離れとして建てられた。


     
   (運営委員 川﨑泰弘 記す)          イベント実施報告一覧へ戻る