開催日:7月3日(水)
梅雨のシーズンにもかかわらず今日も雨が一滴も降らない一日でした。
目白駅を出発して、下落合の文士村を散歩しました。
この辺りに文士が集まってきたのは、関東大震災の後、昭和の初めの頃で、
周りは全くの田園地帯だったようです。
今は路地に入ると敷地の広大なお屋敷ばかりが目立ちます。
中村彜のアトリエもそんな住宅街の一角にあります。
彼が好んで描いた絵は東京郊外の落合の風景が多かったです。
佐伯祐三のアトリエも同じような環境でした。
たまたま前の家が更地になっており、そこからアトリエが空き地から見え、
当時の畑の真ん中に立っていたアトリエを髣髴とさせておりました。
林芙美子邸は妙正寺川に面した高台にあり、三百坪の豪邸には皆様は
びっくりしていました。
お昼は中井駅の近くの魚屋さんが経営している居酒屋で、
おいしいお刺身定食を頂きました。
今日は男性のお客様が多かったので、にわか宴会になりました。
食事を終えてから隣の喫茶店で、酔い覚ましのコーヒーを飲みながら、
ゆっくりと食後の時間を過ごしました。
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