新企画で始まった「太田道灌」に続いての子孫が語る!②講演を開催しました。
先月末にローマ教皇が来日のタイミングで、参加者も興味津々です。
歴史教科書にも掲載されている事で、16世紀九州のキリシタン大名が
カトリックの本拠地ローマへ少年使節を派遣。
その使節の一員である中浦ジュリアンの叔父の子孫にあたる小佐々學さんは、
2008年10月1日に時のローマ法王ベネディクト16世にバチカンで謁見。
後日、中浦ジュリアンは「聖者」に次ぐ崇敬の対象である「福者」となった。
講演内容は「昔選ばれて南蛮国に行ってきた先祖がいる」と父親から聴かされて、
この謎を解くために長年に亘って家系・先祖の史跡・文献を
調査し出自不明とされていた中浦ジュリアンが謎の先祖だと
いう驚くべき史実解明の経緯を、懇切丁寧に話して貰いました。
少年使節は、帰国に際しアラビア馬(体高150cm)獣医・蹄鉄工・調馬師などを
連れて来て、他に活版印刷機と印刷技術・西洋楽器と演奏法・西洋絵画と
技法を持ち帰って来た。
これらの偉業は、日欧歴史の中でも大きな足跡を残している。
キリシタン禁制、弾圧、迫害の江戸時代になって少年使節4名の、
その後はミゲルの棄教、マンショの病死、マルチノの海外追放、
ジュリアンの殉教という4名とも波乱万丈の生涯を終えている。
春号 <ご先祖様・シリーズの予定>
③ 4/19 「勝海舟」 会場:友愛会館8F(友愛労働歴史館)
ご参加お待ち致します。
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