開催日:2020年10月28日(水) 参加者9名 企画:原田雅治運営委員
今回訪れたのは、名古屋の中心部北西約3kmの庄内川を隔てた堤防の陰に小さな中小田井の町並みを地元ボランティアガイドの方に案内をして頂き、また庄内緑地公園内にある見頃の薔薇園を見てきました。
1667年名古屋城下から岩倉へ至る「岩倉街道」が通じ枇杷島の青果市場へ農民が野菜をリヤカーに乗せ移動の般送路として賑わった。
町並みは商家が中心で、家屋は平入り・中2階建て・連子格子つきの民家や土蔵を中心とし建物が多かった。現在は3kmの町並みに古い家屋は10数軒ほどしか残っていない、名古屋市の保存地区として整備されている。
旧「ます源」(近くの農家より菜種を集めて油をしぼり店頭販売をしていた)
旧「綿新」(綿の実を農家より仕入れる問屋であった)現存2軒の家の中と奥の庭や茶室などを見せていただきました。
その後、善光寺別院の「願王寺」で住職よりお寺の歴史に関するお話を聞きお寺に隣接の平成15年に移築された築150年の旧平屋造りの家の中を案内していだきました。
ガイドの方とお別れしたあと、隣接の庄内緑地公園内にある薔薇園を鑑賞し食事のあと解散しました。参加された方の大半はこの地に古い町並みがあることは知らなかったとの事。