2022年4月22日(金)
名古屋市西区の新道にある菓子製造歌舞伎飴本舗・豆菓子の豆福工房と渡邉邸の屋根神さまと隅田神社の4カ所を巡りました。
1610年名古屋城築城により城下町が形成され、それにより名古屋扇子・名古屋友禅・和凧の伝統技能や、家族の手内職として始めた菓子造りが、専業の店舗も出来るようになり、新道筋菓子問屋、西区の菓子製造が栄えました。
当日は「地下鉄浅間町駅」改札口で集合し今回は多くの参加者で、2班に分け菓子製造行程を西区のガイド10名ほどの方に案内を頂きました。
【歌舞伎飴本舗】
操業七十余年で、飴の断面を切っても同じ絵柄がでる飴を製造、各行程の手作業による製造を見ることが出来ました。
『製造行程』
砂糖(グラニュー糖)と水飴を混ぜ銅製の窯で140度まで煮詰め冷却盤に乗せ適度な硬さに冷やし色のある飴は色素を混ぜ色つけし、絵柄に合わせて使用する飴を並べ形を整え組み合わせた塊をパッチロールという機械で、直径30㎝の塊を2cmの細長い棒に延ばし切断機で、切り作業台にて一口サイズに切断のあと袋詰め出荷される。途中出来立て熱々の飴を味見させて頂きました。皆さん製造行程を興味深く見聞きされていました。
【豆福】
豆一筋操業八十余年各種豆を使用した豆菓子製造販売、本店には豆菓子と併設された工房があり、店内からは仕切り窓を通じて製造行程を見る事が出来ました。工房内の写真撮影は禁止との事でした。皆さん店内で、お土産用にと豆のお菓子を購入されていました。
渡邉邸の屋根神さまと、隅田神社の2カ所をガイドの方に歴史と成り立ちを聞いた後、浅間町まで戻り昼食後、解散をしました。
当日は天気にも恵まれ、歴史・ものづくり文化の体験ができたのではと思います。
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