日時:令和4年7月8日(金) 午前10時から
場所・新宿四谷界隈
暑さを感じる中、早朝の吹く風が涼しく、朝の気持ちの良い散策が一時感じられました。
JR信濃町から四谷にかけて「谷」と称するだけあってアップダウンの激しい道に汗をかきながら上り下りをして、有名な神社仏閣へと回りました。
服部半蔵が家康の命で建立したという西念寺へ訪れ、墓をお参りしました。
また、地元の守護神である須賀神社、四谷怪談で有名になった於岩稲荷陽運寺と於岩稲荷田宮神社を回りました。於岩さんのことで少し補足説明すると「お岩」さんは江戸時代の初期、江戸の四谷左衛門町で健気な一生送ったとのことです。その女性の美徳を祀っているのが、この神社です。ところが、その「お岩」さんの没後二百年近くたって図らずも歌舞伎芝居の主人公にされ、「四谷怪談」となって今日に至っています。この神社は福を招き、商売繁盛、芸能の神様といろいろと興行的には成功を収めているということです。
続いて、四谷三丁目荒木町へと足を進めました。荒木町は明治以降小さな歓楽町と発展し、現在でも荒木町に芸者さんがいるとのことです。荒木町にある古くからの信仰を集めている「津の守弁才天」があり、お参りしました。ここの場所はかつては策(むち)の池として有名でしたが、明治以降は埋め立てられて町並み化してしまい、今はわずかに小さな池が残されています。
昼食は豚カツを食事したあと、よく芸者さんが集まるという店でコーヒーを喫茶して解散しました。
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