イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2011年10月10日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

493 渡辺武の「歴史講座」伊達政宗と秀吉・家康

2011年09月28日(水)開催。(9月14日から変更)  参加者36名内6名欠席)


独眼竜の伊達政宗。幼名梵天丸
幼少時に患った疱瘡(天然痘)により右目を失明し隻眼となった事から「独眼竜政宗」と言われているが、木像は両目がある。

講師の渡辺 武さん

左手の骨折負傷にも関わらず熱演される




歴史大好きな本日の参加者

  正室・愛姫と、少なくとも7人の側室がおり、五郎八姫など十男四女を儲けた(他に落胤一男一女が確認されている)とのお話に聞き入る参加者

   


政宗は、料理について「馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理して、もてなす事である」と言う名言を残し、

料理評論家の多くは「政宗が現代にいたら、相当な料理人になっていただろう」との事。




右目を失った原因は天然痘であったが、

本人は木登りで遊んでいた時誤って転落し、枝が右目に刺さったため眼球ごと引き抜いて飲み込んだと周囲に吹聴していた

といわれるが、この肖像画は数少ない両目明いている珍しい肖像画です。

伊達政宗の花押
 
 
伊達政宗の花押は
20数種類あるといわれおり、鶺鴒(セキレイ)という鳥をあしらったもので、位が上がるごとに花押も変化してきています。

政宗の花押について、面白い逸話が残っています。

秀吉から、一揆煽動の証拠文書を提示され糾明を受け、
公は「僞書なり」と笑い、「セキレイの花押の眼には必ず針で穴を開けているが、これには穴がない」と釈明する。和久の持ってきた秀吉宛の公の書状には穴が開いていたので、秀吉は沈黙した。これは大河ドラマのシーンにもあります。
伊達政宗の系図
この系図を見れば側室が少なくても7人いたと言うのもうなずけます。
 
     
   (運営委員 國司 保夫記す)      イベント実施報告一覧へ戻る