2013年01月17日(木)開催。 曇り。
原田雅治運営委員企画(当日は井ノ口世話役が引率)
愛知県半田市には、江戸時代から続くお酢の会社「ミツカン」があります。
ここには、日本で唯一のお酢の総合博物館があります。中には、昔ながらの手作りの道具が今でも保存されており、江戸時代のお酢づくりの過程を見ることができます。昔懐かしい木樽や風変わりな手桶など江戸時代にタイムスリップしたような感じさえします。
また、現在の酢づくりゾーンでは、実際にお酢づくりがおこなわれている「発酵室」を見ることが出来ます。
半田はもともと酒づくりが盛んな土地で、江戸時代に中野又左衛門という人が酒づくりの過程で発生する酒粕に注目し、「粕酢」の醸造に成功、これが江戸前の握り寿司にとてもよく合い、こんにちの隆盛を築いたといわれます。
映像ホールでお酢の歴史やお酢の効用、使い方、料理方法なども学習し、お酢が健康によいということも再認識しました。なお、酢の博物館は、半田運河のすぐそばで、昔ながらの懐かしい風景の中にあり、写真の被写体としてもよく知られたところです。
お昼は、近くの魚介料理店でおいしいお弁当を食べてお開きとなりました。
文と写真 世話役 井ノ口繁一
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