サークル1107「時代の歌・心の歌 愛唱会」 (世話人 大池 廣)
「マイクを持ってカラオケを歌う」というおきまりのひまつぶしは40代のころからの趣味のひとつでした。60を過ぎてJASSの運営委員になり、担当は「カラオケ」と「麻雀」。暫くして「カラオケ」を引き渡し、その後伊島委員から歌声喫茶風に「みんなで歌うカラオケ」サークルを立上げて見ませんかとの誘いを受けました。一緒に会場の下見をしたのが「カラオケKOHAKU」。あとから聞けば委員のOB会で何回も実施済みだったとか。いろいろアドバイスをしてくれたのも道理です。
私は子供のころから歌が好きで、音楽との縁はなかなか切れません。皆で歌う「歌声喫茶」の楽しい思い出に逆らえなくて、ついに「愛唱会」(正式名称を「時代の歌・心の歌 愛唱会」)発足となりました。
「時代の歌・心の歌 愛唱会」に参加して
(文/写真伊島吉哲)
大池 廣運営委員が愛唱会をスタートされて約4年、年々参加者が増え30名近くの方が登録されている。このうち 毎回の参加者は16名〜20名。受付の11時になると続々と集まり11時半頃にはこの日の参加者の顔ぶれが分かる。今年から受付と同時に名札を受取り自由に着席。初参加の方でも、名札のお陰ですぐに名前を呼び合い親近感で和んでいる。受付時に食事とドリンクは決められた中から選びスタンバイ。(ドリンクは3杯までOKは嬉しい)
大池委員は、出席確認とオーダー手配。続いてこの日に歌う曲がまず12曲程度セットされ、これを皆んなで歌う。(この曲は、テレビで放映された懐かしのメロディーを毎回、水谷 存さんが紹介してくれています)
お店からは一回目ドリンクが運ばれ、12時30分頃には食事も済ませ小休止。午後の一番は斉藤英夫さんと越智順子さんのハーモニカ伴奏で、用意されたなつかしい童謡・唱歌を4.5曲歌うのだが、その前にこれらの曲がどんな心境で作詞されたのかを、越智順子さんの資料によって、大池委員が解説する。(この演出が参加者のこころを惹きつけます) この頃2杯目の飲物が配られる。続いて懐かしい時代の歌が15曲ほどセットされこれも歌いきる。流石に疲れるので、会員の一人(松尾純一さん)の指導で柔軟体操を行う。それが終わった頃に3杯目のドリンクが届き小休止。程なくこの日の締めの曲を5.6曲歌い3時半頃には終える。といったところがこの会の流れだ。ここまで来るのに試行錯誤しながら改善が図られ、より良い姿になってきたと感じる。委員ひとりの努力だけでなく、参加会員が連帯してつくりあげたサークルだと思う。
歌の上手下手は関係なく、歌える曲は歌い、知らない曲はなぞって歌い、眠くなると居眠りも出来る。タバコを吸いたい人は、こそっと外で喫煙してくる。そして知らない歌を覚えて帰る。愛唱会はこんな気楽さや、和やかさがハーモニーを生み出して、こころに響いてくる会なのだと思う。
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