イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2016年04月06日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2027 善峯寺と十輪寺の桜

     
2016年04月01日(金)開催。 当日参加者7名。申込9名。


1W前の天気予報では曇りでしたが、前日確認したら、当日は雨になるため善峯寺と十輪寺の桜の見学は取り止め(山の頂にあり、足場が悪いため)行先を変更しました。
京都の大原野地区で、ここは西行法師が出家して最初に庵を開いた場所であり、大原行幸や長岡京の守護神社大原野神社がある風光明媚な場所です。

<勝持寺>
白鳳8年(680年)、天武天皇の勅により役行者(エンノギョウジャ)が創建。平安京よりも古い。
西行法師ゆかりの西行庵や西行桜がある。秋には紅葉も美しい、勝持寺が「花の寺」として有名なのは、230首もの桜の歌を詠い続け、各地を巡った西行法師が山家し、隠棲した地と伝えられるからです。

<願徳寺>
天台宗の寺院。山号は仏華林山(ぶっかりんざん)。院号は宝菩提院(ほうぼだいいん)
本尊は国宝の如意輪観音菩薩半跏像で優美なその姿に感動されていました。

<大原野神社>
長岡京遷都の時、奈良の春日神社を勧請し、850年に仁明天皇が造営した。境内の鯉沢ノ池は、
猿沢池を模したもの。
長岡京の氏神「大原野神社」の千眼桜はまだ咲いていませんでした。
春日大社と同じ檜皮葺、丹塗りの春日造り、参道にある「瀬和井(セガイ)の清水」は和歌に詠まれ
た名水で大伴家持が愛飲したと伝えられています。

<正法寺>
言宗の寺で、奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳が隠世したのが始まりで、天
平勝宝年間の創建です。後に弘仁年間の時、弘法大師巡錫され四十二歳の厄除けのため、 聖観
音を彫刻されました。
応仁の乱の戦火で焼失しましたが、 元和元年(大阪城落城の年)、恵雲・微円の 両律師により再興され、西山のお大師さまとして古くから親しまれてきました。


西行法師の御手植えで「西行桜」として有名
勝持寺は「花の寺」として知られますが、寺全体では4分がまだ咲いていませんが満開の部分がありました。
    
 願徳寺の如意輪観音や薬師如来は撮影できません。借景の桜が美しいので撮影しました
奈良の春日大社を模した大原野神社と「鯉沢の池」を模した池
   
正法寺に入る橋の上の枝垂れ桜が満開でその下でハイポーズ。
 
正法寺にあるコブシの花が満開でした。枝垂れ桜は見頃でした。  また、滝がある場所までの橋は綺麗でした。
   
     
   (運営委員 川崎泰弘 記す)                                  イベント実施報告一覧へ戻る