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2016年04月26日(火)開催。 当日参加者8名。申込10名。
京都市民が未来に残したい京都の建物の1つとして選ばれた、旧陸軍第十六師団庁舎。戦後、聖母女学園に払下げられ、学びの学舎としてよみがえり、当時のままの姿を見学。
続いて、京都教育大学内にある教育資料館を見学しました。
<聖母女学園>
藤森地区は陸軍十六師団が駐屯し、3万人規模街に変貌を遂げました。
この第十六師団の司令部庁舎は、戦時中は、元聖母女学院は米軍の戦闘機から逃れるため、コー
ルタールで塗り固め、黒くして難を逃れたらしい。
「カトリックの人間観・世界観にもとづく教育をとおして、真理を探究し、愛と奉仕と正義に生き、真に平和な世界を築くことに積極的に貢献する人間を育成する。」をモットーにされています。
聖母女学院本館は、京都でも屈指の歴史ある建造物です。外観は古典様式の意匠でまとめられて
おり、室内の装飾は簡素ながらも、天井の真飾りや各部屋異なる暖炉の装飾、階段の意匠など、随所にさまざまな趣向が凝らされています。
<京都教育大学 教育資料館(まなびの森ミュージアム)>
旧陸軍第19旅団司令部を改装した施設です。
1876(明治9)年に京都府師範学校として創立以来の教材、教具、作品などを整理して学術研究
や学校教育、社会教育に役立てるため、2011(平成23)年に開館しました。
所蔵品は、200点以上の理化学実験器具、動植物や岩石の標本、古代エジプトのミイラの一部、絵画、書、彫刻、楽器、歴史文書、考古品などで、常設展示しています。
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聖母女学園の校舎(旧陸軍第十六師団庁舎本館)前にてハイポーズ
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校舎の内部は、旧陸軍第十六師団庁舎本館として使われた状態とほぼ変わらないものでした。
将校が駐屯していた庁舎はさすがに豪華。
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軍人がサーベルを持ち、床を叩くのか
その傷跡が廊下に残されていました。
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見学を終えてくつろぐJASSの参加者
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京都教育大学「森のミュージアム」の建物も旧陸軍第十六師団庁舎の1部として使われていた
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ミュージアムでは、学校で使用された標本や教材があり、熱心に解説を聞かれていました。
島津製作所の記念館にないミニチュアの市電の模型(写真)や
昔懐かしいタイガー計算機やエジプトのミイラの展示がありました
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(運営委員 川崎泰弘 記す) |