イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2016年10月05日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2176 尊厳死と終末医療を考える

2016年09月29日(木)開催。参加者26名。       (企画・鈴木順運営委員)


終活シリーズ第三弾 今回は、尊厳死を取り上げました。
講師は日本尊厳死協会東海支部の小林司支部長。
最近話題の多い「寝たきり老人」。

好むと好まざるにかかわらず、現代医学の総力を挙げて延命治療が行われ、100歳までも生かされている現状。
本人にとって本当に幸せなのか。それを介護する家族にとっても望まれることなのか。
延命治療を望まない場合それをどのように家族や医師に伝えるのか。
尊厳死協会の理念や実際の登録の方法などスライドを使って、丁寧に説明していただきました。

参加者の関心も高く、自らの体験も含め、熱心に質問される人もいました。
JASSの会員も、多くが70歳を超え、明日は我が身の内容だけに、尊厳死協会の会員になるかどうかは別にして、どういうところに問題があるのか真剣に聞いておられました。
ボケないうちに、家族に迷惑をかけないように、自分の考えをきちんと残しておくのは大切な終活活動です。そろそろ心がけておきましょう。

                 (写真と文 井ノ口繁一講師兼運営委員)



講師の小林司氏
質問に熱心に答える小林さん
 尊厳死の意思表示
尊厳死実現のために
 
講師の話に真剣に聞き入る参加者の皆さん 
     
   (運営委員 井ノ口 繁一 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る