開催日:2016年10月13日(木)実施。 参加者29名。
午後から肌寒くなりましたが、雨にも遭わずオールドッグセンターを初訪問しました。
センター内に併設している、日本聴導犬推進協会の指導員からPR犬によるデモ(寝床の飼い主に起床ベルを知らせる)(インターフォーンの音を知らせる)などの実演を見て賢さにビックリ。
現在全国で聴導犬は65頭、盲導犬は1000頭、介助犬は70頭います。聴導犬は無償で貸与されますが、認定試験までに1頭あたり300万円の費用がかかり、地方自治体の助成金では賄い切れないので寄付を募っています。
今回参加された方も寄付したり、犬のグッズを購入し支援をしました。猿や猫は、補助犬法の法律により介助や盲導・聴導には出来ません。
屋外に移り警察犬11頭と訓練士学校の生徒によるデモを見学。生徒は全国から入学して2年間の教育を受けて卒業します。現在37期生。
警察犬は、嘱託と直轄に分かれていて嘱託犬は埼玉県警の要請を受けて5頭預かっており、出動命令があれば鑑識課と行動し足跡痕・保留品臭気など日頃の訓練の成果を発揮し犯人逮捕に役立っているとの事です。
直轄犬は繁殖して育成した成犬を、7頭警視庁に納犬しています。成犬は1日1回、鶏の頭や野菜・おから等細かくした餌を与えています。
オールドッグセンターでは、最近家庭犬のしつけ依頼が増加中とか。飼い主は、犬に対して厳しく主従関係を結べば無駄吠えなどしない。甘やかしてはいけない、散歩とトイレは切り離す事など藤井教頭の講話もあり、質疑応答で参加者から数々の質問を受け答えて戴き感謝します。
帰途のバスや電車の中で参加者からは、貴重な見学だったの声でした。
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