2016年10月18日(水)開催。 参加者:23名。
長瀬教授の宇宙に関する講演会第三回目。参加者は23名。
はじめに、「宇宙の始まりの前には何があったのか?」と言う本を書いた人がいて、
ホーキング博士以外にも本件を言及する研究者がいるという紹介で始まった。
講演で興味ある話を記載すると
*紀元前250年にアリスタルコスは、大きな太陽が小さな地球を廻ることは、
考えられないとして地動説を唱えた
*紀元前150年にはプトレマイオスが天動説を唱え、当時のキリスト教義から すると地球が宇宙の中心であるという方が理にかなっているということで
永く天動説が支持された。
又、「地動説の場合、雲が離れ、鳥は西に向かって飛ぶだろう」と言う意見には、
当時、万有引力の法則が発見されてないため批判できなかった。
*15-16世紀にコペルニクスが地動説を復活させた。
*ニュートンは、ケンブリッジ大学を卒業したが、ペスト流行の為故郷に戻った。
帰郷した後、1年半のうちに生涯の仕事のほとんどを手掛けた。
又、晩年まで、計算能力は衰えなかった。
等、興味ある話が続いた。終了後も、質問が多数あった。
写真は、近藤夲氏が撮影。
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