開催日:2016年11月15日(火)実施。 参加者27名。
昨年10月に申請し初めて刑務所参観許可され、今回で2回目の参観です。
「開かれた横浜刑務所」を謳っているだけに刑務官の士気も高い印象でした。
広い会議室で参観の注意を受け、受刑者の日々の行動などのビデオ鑑賞後に所内を参観(受刑者の作業場~寝起きしている1人部屋、7人部屋~体育館~中庭~運動場)全て撮影は禁止。整理された清潔な所ばかりでした。
会議室に戻り、案内して戴いた分類刑務官より質疑応答がありました。
受刑者の1日は、6:40起床 7:50作業 12:00昼食 12:40作業 16:30夕食・余暇21:00就寝 余暇の時間帯は手紙 読書 TVなどに費やされている。
横浜刑務所は、うどん類を生産していますがこの食品を加工している刑務所は他に鹿児島刑務所(日本茶)の2ヶ所です、横浜は技術・衛生面で表彰されているとか。
日本人の受刑者の平均年齢は48歳で最高年齢は88歳、外人は46歳で最高年齢76歳。
作業報奨金は1ヶ月¥2500、熟練の受刑者で最高¥15000、風呂は3ヶ所あり夏は週3回冬は週2回。面会は、級に分けられて4級・月1回、3級・月2回、2級・週1回、1級・随時慰問演芸、房対抗ソフトボールやソフトバレーボール大会、綱引き大会、運動会があり、他にも書道 絵画 短歌 絵手紙 英会話 中国会話などのクラブあり。
外人には、日本語学習。高卒レベルの教育指導。まさに充実している。
給養(給食)は、主食の米が7割で麦が3割。カロリーは作業内容で差があるが1600~1200。
最後に参加者は、刑務所の敷地内にあるキャピック(刑務所作業製品)を販売している売店へ。
ひやむぎなどのうどん類や、つみきハウス、石鹸、布クロスを購入し散会しました。
(おことわり)
イベント報告には、記載出来ない逸話などありましたが興味ある方は当日参加された方にお聴き下さい。
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