2016年12月06日(金)開催。 当日参加者15名。申込19名。
今年は、三高寮歌として学生たちの愛唱歌として広まった「琵琶湖周航の歌」が誕生してからその原曲「睡蓮(ひつじぐさ)」が100年目に当たります。
(加藤登紀子が歌って大ヒットした)
「われは湖の子 さすらひの 旅にしあれば しみじみと」で始まる『琵琶湖周航の歌。』
琵琶湖の美しい背景を、雄松→今津→長浜→竹生島→彦根→長命寺をボート漕ぐストーリイで展開するこの歌の存在を、多くの人にこの歌を知ってもらいたいと自分で調査され、苦労の末自費出版された元NHKアナウンサーの飯田忠義氏の講演がJASS 十三会場でありました。
作詞された小口太郎氏は、秀才で三高(元京大)から東大で工学を学ばれましたが26歳の若さで亡くなる。他方、原曲者「ひつじぐさ(睡蓮)」の作曲者 吉田千秋氏と判明するも結核に患い24歳の若さで亡くなる。若くして既に亡くなられた2人歴史を実地に調査され、それを映像で辿りながら感慨深げに解説された。
そしてその秘話として
この若き2人の歌、作曲の睡蓮は讃美歌で、作詞の中身は仏教でキリスト教と仏教のコラボの曲だ。
歌碑は7ケ所にあるが、原曲は4番までで2番追加され、長命寺は、実際は西国31番であるため、歌詞の10番であるためこの部分がCUTされた歌碑になっている。
また、ボートでの遭難の曲の様に言われていますが、曲が出来てから遭難事故があり無関係とのことです。
滋賀県の今津に琵琶湖周航記念館があり、また、加藤登紀子を始め関係者の間でイベントが
開催される予定で、その先取りをしました。
<写真>
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