能面の魅力「能面師が幽玄の世界を語る」


	JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。

2017年02月08日掲載
2273　能面の魅力「能面師が幽玄の世界を語る」


2017年02月03日(金）開催。　参加者：8名。いなみの学園（兵庫県のシニア学園）で　能面師範をされている川井清雲氏「能の幽玄の世界」を語っていただきました。能は、江戸時代の大名の教養として保護伝承されてきました。（歌舞伎との違い）能面のようなという言葉があるが、面（おもて）は、見る方向により「悲しみ」「ほほ笑み」「笑い顔」など様々な表現しており、モナリザと同様「謎の微笑」と言われているそうです。面（おもて）を囲んで質問も多く出て予定時間をオーバーしたが皆さん満足されました。
能面は鎌倉・室町時代に完成された芸術です				面（おもて）を囲んで熱心に話し合いました
講師の大槻文蔵賞（真蛇）受賞作品です				小面（雪）若い女性の面（おもて）です
面（おもて）の表情の説明				川井清雲氏の作品の数々：面（おもて）は目鼻の位置が1mm違っても写しにならず、古い色・キズまで本面（室町・鎌倉時代の作品）とそっくりにします）

（関西事務局　渡辺　洋記す）

2273 能面の魅力「能面師が幽玄の世界を語る」