2017年02月14日(火)開催。参加者18名。 (企画・鈴木順運営委員)
名古屋市にある徳川美術館で春の特別展を見てきました。
この美術館は尾張徳川家の美術品や調度品を数多く収蔵しており、国宝の「源氏物語絵巻」等、時期をみて特別展として開催しています。
今回は「尾張徳川家の雛まつり」と初公開「日本最大の婚礼調度」の特別展です。
尾張徳川家の奥方やお姫様が愛用した豪華絢爛なひな壇は見るものを圧倒します。
その細かい細工には目をみはるものがあります。
婚礼調度展では、「さちぎみ」がはるばる京都から尾張徳川家に輿入れした時に乗ってきた蒔絵で飾られた籠「女乗物」。貝合わせに使われたハマグリに描かれた華やかな「源氏物語」。そして「蒔絵爪切り箱」等ナイフのような爪切りが10本も入っている珍しい調度品もありました。
しばし江戸時代に思いを馳せながら、華やかな世界を垣間見てきました。
お昼は、この時期にしかない有名料亭の「雛御膳」に舌鼓を打ち至福のひと時を過ごしました。
(文と写真 井ノ口繁一運営委員)
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