イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2017年02月22日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2286 陶のまち瀬戸のお雛めぐりと町並み散策

2017年02月18日(土)開催。参加者12名。       (企画・伊島吉哲世話役)


名鉄尾張瀬戸駅に10時集合。駅前のパルティ瀬戸(建物は愛知万博記念として建築家・黒川紀章氏が設計)前からガイド付きでスタート。瀬戸のお雛さまめぐりとしては心配されたお天気も回復した中、お雛さまの伝統文化を学びました。

コースは
  尾張瀬戸駅ーせともの街ー無風庵の吊るし雛と飾り雛ー久米邸の飾り雛
  ー旧家の伝承雛ーハイライトの巨大ピラミッド雛(高さ 4.5m)
等を説明を受けながらゆっくり散策。

道すがら宝雲寺では、第2次世界大戦時に代用品として生産された「陶製梵鐘」(市指定文化財)及び1200年以上の歴史を誇る深川神社・陶祖 藤四郎を祭る陶彦神社も参拝しました。

特に雛人形収集家の旧家(現在FMせと局)のお雛様は圧巻で、県の文化財に匹敵する雛をガラスケースに入れないお部屋で、「享保年間のお雛様」「明治」「大正」「昭和」「平成」のお内裏さまを至近距離から収集家の説明を受け見学しました。お内裏さまの着物の色は、各年号の天皇に決められた装束が本物の雛人形との説明で、一様にうなづく場面がありました。また、素朴な質問にも歴史観を交えて答えてくださり、有意義な学びのひとときでした。

お昼は、瀬戸蔵内の「蔵所」で行い、参加者全員が近況紹介をし合って至福のひとときを過ごしました。                       
食後、近くの「招きねこ館」を見学し、14時半散会しました。     

             (文・写真 伊島吉哲/一部スナップ写真・会員様提供 )


黒川紀章氏設計の建物前よりスタート
窯垣の塀が情緒ある町並みに!
無風庵前でゆかりの説明を受ける 
   無風庵に飾られた雛びな
 享保年間に製作されたお宝雛
  地元の収集家から享保雛の説明を受ける会員
 
4.5mの巨大ピラミッド雛を見上げる会員 
  「蔵所」楽しい昼食会
 
     
   (世話役 伊島吉哲 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る