2017年02月18日(土)開催。参加者12名。 (企画・伊島吉哲世話役)
名鉄尾張瀬戸駅に10時集合。駅前のパルティ瀬戸(建物は愛知万博記念として建築家・黒川紀章氏が設計)前からガイド付きでスタート。瀬戸のお雛さまめぐりとしては心配されたお天気も回復した中、お雛さまの伝統文化を学びました。
コースは
尾張瀬戸駅ーせともの街ー無風庵の吊るし雛と飾り雛ー久米邸の飾り雛
ー旧家の伝承雛ーハイライトの巨大ピラミッド雛(高さ 4.5m)
等を説明を受けながらゆっくり散策。
道すがら宝雲寺では、第2次世界大戦時に代用品として生産された「陶製梵鐘」(市指定文化財)及び1200年以上の歴史を誇る深川神社・陶祖 藤四郎を祭る陶彦神社も参拝しました。
特に雛人形収集家の旧家(現在FMせと局)のお雛様は圧巻で、県の文化財に匹敵する雛をガラスケースに入れないお部屋で、「享保年間のお雛様」「明治」「大正」「昭和」「平成」のお内裏さまを至近距離から収集家の説明を受け見学しました。お内裏さまの着物の色は、各年号の天皇に決められた装束が本物の雛人形との説明で、一様にうなづく場面がありました。また、素朴な質問にも歴史観を交えて答えてくださり、有意義な学びのひとときでした。
お昼は、瀬戸蔵内の「蔵所」で行い、参加者全員が近況紹介をし合って至福のひとときを過ごしました。
食後、近くの「招きねこ館」を見学し、14時半散会しました。
(文・写真 伊島吉哲/一部スナップ写真・会員様提供 )
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