2017年03月06日(日)開催。 当日参加者7名。申込10名。
約20種140本の梅が咲き誇る「長岡天満宮」。人が少なくゆっくりと鑑賞できます。
早咲きの梅は終わりに近くなっていました。遅咲きはまだ蕾状態。しかし、多くは今が盛り。ピンク、白、紅梅を楽しまれました。女子会のメンバによる解説付きがよかったでした。
特に、おおしゅく梅(鶯宿梅)と呼ばれる歌で詠まれた品種があり(下記その歌)。
これだけは覚えて帰って欲しいと言われました。
村上天皇の時、清涼殿前の梅が枯れたので紀貫之(きのつらゆき)の娘紀内侍(きのないし)
の家の梅を移し植えたところ、枝に
「勅(ちょく)なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」
という歌が結んであり、天皇はこれに深く感じて梅の木を返したという、
拾遺集・大鏡などにみえる故事。また、その梅の木。
鶯が止まっていた梅を移し替えると、天皇であればいとも簡単に鶯の宿がなくすのはいかがなものか、また、梅宮大社は酒と安産の宮で、40種550本の梅が生息。庭園はよく整備されていました。
藁葺屋根の茶室を借景に素晴らしかったです。
<写真>
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