イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2017年03月08日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2301 阪急沿線 梅林の2名所を巡る

     
2017年03月06日(日)開催。 当日参加者7名。申込10名。


約20種140本の梅が咲き誇る「長岡天満宮」。人が少なくゆっくりと鑑賞できます。
早咲きの梅は終わりに近くなっていました。遅咲きはまだ蕾状態。しかし、多くは今が盛り。ピンク、白、紅梅を楽しまれました。女子会のメンバによる解説付きがよかったでした。

特に、おおしゅく梅(鶯宿梅)と呼ばれる歌で詠まれた品種があり(下記その歌)。
これだけは覚えて帰って欲しいと言われました。

 村上天皇の時、清涼殿前の梅が枯れたので紀貫之(きのつらゆき)の娘紀内侍(きのないし)
 の家の梅を移し植えたところ、枝に
  「勅(ちょく)なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」
 という歌が結んであり、天皇はこれに深く感じて梅の木を返したという、
 拾遺集・大鏡などにみえる故事。また、その梅の木。


鶯が止まっていた梅を移し替えると、天皇であればいとも簡単に鶯の宿がなくすのはいかがなものか、また、梅宮大社は酒と安産の宮で、40種550本の梅が生息。庭園はよく整備されていました。
藁葺屋根の茶室を借景に素晴らしかったです。
 

<写真>
 女子会のメンバの案内で八条が池を見入る参加者
  桜もちらほら咲いていました
 
古今伝授のお話しを聞いて、長岡天満宮の社殿前で記念写真ハイポーズ
   
 1本の梅の木から白色と赤色が咲いていた
珍しい品種と天皇に歌われた「おおしゅく梅」(鶯
宿梅)
の品種(写真省略)

   1時間毎に鳴る「とうりゃんせ」のからくり時計
 
しだれ梅 満開?
      
茶室を遠景に美しい紅梅
 
     
   (運営委員 川崎泰弘 記す)                                  イベント実施報告一覧へ戻る