2017年03月22日(水)開催。
JASSと粋生倶楽部が年6回共催している
「横浜散策」の今回は「江戸時代の観光地」で、
3月22日実施し、総勢26名の参加でした。
散策は、横浜シティガイド協会の斎藤秋造の引率で行いました。
横浜市の金沢は鎌倉時代からの歴史と古い文化が残る落ち着いた街です。
京急線金沢文庫駅東口から徒歩12分程度のところに、
県立金沢文庫と金沢八景の一つ、「称名」の晩鐘で知られる古刹・称名寺があります。
この寺は北条実時により創建され、同時に学問所である金沢文庫も併設され、武家文化の華が咲いたところです。
寺の境内は1922年に国の史跡となり中世の姿が浄土庭園として整備されています。
また、金沢文庫には国宝の文化財が存在しており、
横浜市内に国宝の文化財が存在するのはここだけです。
この景観を後にして赤門を左折し、
徒歩10分ほどでシーサイドライン海の公園柴口駅に着きます。
八景島を目の前にした海の公園の砂浜は、
白砂青松の横浜唯一の海水浴場でもあります。
この場所は、金沢八景の乙艫の帰帆として、
江戸時代の観光地であった風景を今に伝えています。
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