イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2017年05月24日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2372 京の味⑧梁山泊と元首相別邸「清風荘」

     
2017年05月16日(金)開催。 当日参加者20名。申込23名。


前回、2016年11月15日に企画し、参加申し込みが多くあったので第2回目となった。
前回は紅葉真っ盛りであったが、今回は新緑が美しく参加者の多くが満足されていました。

<清風荘>
清風荘は、元公爵西園寺公望の京都別邸として使用。本学創設当時の文部大臣として、公私ともに本学の創設を支援された公の遺徳を偲ぶため、昭和19年6月に住友家から京都帝国大学へ寄贈されたものです。
庭園は、明治、大正時代にわたって作庭家として有名である7代目小川治兵衛氏(国指定の名勝である無鄰庵、平安神宮神苑、円山公園等を作庭)の作庭で知られており、文化財保護法の規定により昭和26年6月9日「名勝清風荘庭園」として指定されています。

建物は、2代目八木甚兵衛の建築で、吟味された良材と高い技巧による、端正な意匠の数寄屋住宅であり、一体として整備された附属施設も当時のまま残されており、この点が近代和風建築の成果の一つとして重要であり、これらを含めて平成24年7月9日「重要文化財(建造物)」として指定されました。

<梁山泊>
ミシュラン2つ星で水上 勉もよく利用していて 水上 勉の部屋があります。
また、手塚 治が京都に来た時に利用していた料理屋です。
阿闍梨餅で有名な京菓子屋本店の「満月」も立ち寄りました。



<写真>
 茶室に入るところでは
笹が背丈ほど丁度良い高さで門まで迎えてくれます

 
茶室からは月見もよし、読書もよし
 
内部は2代目八木甚兵衛が最高の材料、匠技が随所に見られました。
    
庭園は7代目小川治兵衛作の回遊式庭園。現在手に入らないオランダ?ガラス越しに庭が見え、大文字も見える
    
 数寄屋風建物を背景に記念撮影
 ミシュラン2つ星の「梁山泊」門構え
     
   (運営委員 川崎泰弘 記す)                                  イベント実施報告一覧へ戻る