開催日:2017年05月30日(火)実施。 参加者28名。
NHK「クローズアップ現代」TBS健康カプセル「ゲンキの時間」などに過去ご出演しています慶應義塾大学医学部・広瀬教授をお迎えして医学講座を開催しました。
参加者の年代は、90代2名、80代16名、70代8名、60代2名です。
(講演内容)
1 百寿者調査の目的
2 百寿者の人口推移
3 百寿者の機能と病歴
4 百寿者の医学所見
5 老化と炎症との関係
6 百寿者予後調査
7 超百寿者(105歳以上)スーパーセンテナリアン(110歳以上)SC
8 長寿と遺伝
9 性格と長寿のエピソード、幸せ感
10 世界長寿男性のメッセージ
(まとめ・抜粋)
百寿者では男女比1:7と女性が多い。特に超高齢者の増加が著しい。
喫煙率が少ない。100歳の時点では、ほぼ100%が慢性疾患を持っている。
糖尿病が少ない。動脈硬化が少ない。就学率が高く、成績の良い人が多い。
お酒は多少ならOK。百寿者は病気が少ないが骨折が増加する
フレイル(虚弱)の予防として、運動(筋トレ+有酸素運動)栄養摂取が有効。
百歳まで生きる為の性格の人は、自分の人生に対し肯定的に捉えている。
例えば、ゴッドマザーのような方、好奇心の旺盛な方。適応力がある方。
趣味を持ち、手先の器用な方が多い。
●好評のJASS医学講座シリーズ● 今後の予定です。
9月1日(金)医師が教える前立腺がん・最新情報
10月21日(土)<心房細動>あなたの心臓大丈夫?
11月8日(水)初!見学・東京都健康長寿医療センター研究所と講演。
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