2017年07月12日(水)開催。 参加者40名。
参加者40人で、永田町にあるメキシコ大使館を訪問。
最初に、外観での建物見学から始まった。
広い講演会ホールに入り、大使館からの説明があった。
①衆議院議長公邸の隣という一等地に大使館がある理由は、
1888年メキシコが、外国で初めて平等条約を締結してくれたお礼に
明治政府が提供してくれた。
②その後、日本との関係が良くなり、日本からメキシコへ移民が開始された
③貿易関係も良好
等の話があった。
ここで、参加者へ、メキシコへ行った経験がある人は?の質問をしたところ一人しかいなかった。
次に「メキシコとの友好400年」の講演を、JICAシニアボランティアとしてメキシコへ駐在した元NHKチーフアナウンサーの田辺氏が行った。
メキシコシティは標高2200mで富士山の中腹くらいとのこと。
メキシコと日本の歴史を主に講演し、日本との意外な関係も興味深かった。
*戦前都留競氏がメキシコから100万トンの石油を入手したので、連合艦隊は、
真珠湾攻撃を決心する要因になったとの話。
*1874年金星が太陽面を通過する観測には日本が最適とされ、メキシコから
観測隊が上陸。その記念碑が野毛山の青少年センターにあるとのこと。
*王ジャパンが野球で世界一になったが、
優勝候補をメキシコが先に打ちましてくれた話
*支倉常長使節団がメキシコに立ち寄った。そのメキシコで消えた侍がいる話
参加者は、満足して、帰路についた。
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