開催日:2017年09月01日(金)実施。 参加者27名。
1年前に依頼して今回の講演の開催となりました。
講師の赤倉先生は、JCHO東京新宿メディカルセンター副院長で泌尿器科部長の要職の先生です。
また、先生は前立腺がんの間欠的ホルモン療法を世界で初めて開発したグループの1人で、この疾患では第一人者です。天皇陛下やアーノルドパーマー三波春夫・渡邉淳一 ロバートデ・ニーロ 米長邦雄が罹患しました。
講演内容は
①前立腺がんとは? 前立腺肥大との違い
②がんの年度別推移 2015年に胃癌を抜いて男性の罹患数のトップとなった。
予想を遙かに超えたスピード。
③~⑦予防・検査・診断・治療・治癒・転移に関して説明。
危険因子として・年齢・遺伝・人種(黒人・白人多い)食生活(ハワイやロスの在住日系人が多い)、
最新の手術法(ダ・ヴィンチ)や、放射線・治療薬(ホルモン剤)の情報も、かみ砕いて易しく
説明して貰い参加者は大満足でした。
⑧前立腺がんで苦しまない為に。
無症状の癌で骨転移で分かる場合あり。
泌尿器科で、毎年PSA検査をして検査値が継続して高い場合、MRIで画像診断、生検など受ける。 進行が遅いので初期で発見すれば治療薬で対応できる。また骨密度も計測して貰う。
医師の判断でPSA監視療法(無治療)もある。
セカンドオピニオンとしての赤倉先生の担当は月・火・金でJCHO東京新宿メディカルセンターで予約して下さいとの事です。
<お知らせ>
今後のJASS医学講座は、
・2017年10/21 心房細動
・2017年11/08 東京都健康長寿医療センター見学と講演
・2018年01/15 摂食嚥下と肺炎
・2018年01/27 がん予防
・2018年02/02 睡眠負債とは?
それぞれ秋号・冬号でお申込み下さい。
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