イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2017年10月25日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2490 症状が無くても要注意「心房細動」の最新治療

     
開催日:2017年10月21日(土)実施。 参加者40名。


明日から大型台風が本土に上陸?という前日に沢山の会員が参加されました。
遠方の名古屋のJASS会員も出席。「心房細動」は大変興味のある医学講座テーマです。

演者の桑原院長は不整脈診療のエキスパートとして、これまで約3300件の治療経験あり。
昨年9月に世田谷区粕谷に、日本初(唯一)の不整脈専門治療医療施設を開院して1年後の現在、近隣はもとより全国から患者さんが来院して治療件数約300件を超えています。

元総理大臣や元巨人軍監督、外人の元サッカー日本監督が心房細動が原因で脳梗塞で倒れた事は、記憶に新しいです。院長のクリニック名は、東京ハートリズムクリニック。

日本の心房細動患者人口は170万人。

講演内容は(抜粋)

1、脳梗塞 認知症 心不全など「心房細動」が重病の引き金。
  三大原因 加齢・高血圧、心臓病・飲酒 

2、薬物療法 
  抗凝固療法 症状の緩和 心機能悪化の予防 

3、完治をめざす「カテーテルアプレーション」とは?
  アプレーション治療成績 薬物治療との比較 最新の技術と工夫

4、再発リスクを徹底排除するには?
  食習慣 運動療法 他

 (余談)ゴッホの主治医であるガシェは、心臓病薬のジギタリスをゴッホに処方していた。
     薬の副作用の黄視<視界が黄色に見える>により、ゴッホの晩年の絵画の色調が黄色のは、
     ジギタリスの副作用ではないか?の説あり。有名な絵画「ひまわり」




<お知らせ> 今後の健康関連の「医学」&「薬学」講座

2017年11/8(水) 世界で最も歴史のある老化研究所見学と長寿講演
2018年1/15(月) 「医学」誤嚥性肺炎予防
2018年1/27(土) 「医学」若い世代にも伝えたい!がん予防
2018年2/ 2(月) 「医学」あなたに合った眠りを考える
2018年2/19(月) 「薬学」未病のおはなし:冬もイキイキ!
2018年3/12(月) 「薬学」セルフケアに健康食品を役立てるには?

 それぞれ、秋号・冬号でお申込み下さい。

 講師の桑原院長・自己紹介
  スライドJASS版で分かり易い説明
 
会場からの質問も次から次へと
 
  週刊ポストの連載その1
 
 週刊ポストの連載その2
   サンデー毎日掲載記事
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  発売元は幻冬舎です
 
     
   (運営委員 北 健二 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る