2017年11月16日(木)開催。
天候に恵まれたイベントでした。
コースは
佃島の住吉神社→東京海洋大学の構内にある明治丸帆船→深川不動尊
→富岡八幡宮
を巡りました。簡単に説明します。
●住吉神社
佃島にある住吉神社は大阪の佃の住吉神社から天正年間により家康公と深いかかわり持つようになり、家康公が関東下降の際、摂津の国佃の漁夫33人と住吉の社の神職平岡権太夫好次が分霊を奉戴し、江戸へ下り、寛永年間に幕府により鉄砲洲向かいの干拓を賜り築島としました。
そうして故郷の名を取り佃島として、この地に社地を定め正保三年1646)6月29日に住吉三神と神功皇后、徳川家康の御神霊を奉還祭祀しました。
●東京海洋大学内明治丸
明治丸乗船されたたことがある説明員が明治丸の歴史と艦内を案内をしてくれました。
わが国最古の鉄船「明治丸」は、明治7年(1874)にイギリスで燈台巡行船として建造、翌8年横浜に回航されました。
特別室やサロンを備えた明治丸は、ロイヤルシップとして役目を兼ねており、明治9年、明治天皇が東北・北海道巡幸の際に乗船され7月20日に横浜港へ帰港されたため、この日を「海の日」と制定し、後に国民の祝日となりました。
明治29年に商船学校(現東京海洋大学)に譲渡され、約50年間、練習船として活躍し、その後は同大学の敷地内に重要文化財として保存されています。
●深川不動尊
深川不動尊は真言宗で成田山不動尊新勝寺の出張所として明治11年(1878)に当地に遷座され、同14年に堂宇が建立された。元禄16年(1703)本尊不動明王が初めて富岡八幡宮の境内でご開帳された。以後、深川不動尊へ信者が多くお参りされるようになりました。
●富岡八幡宮
寛永4年(1627)、当時永代島と呼ばれていた現在地にご神託により創建されました。
周辺の砂洲一帯を埋め立て、社地と氏子の居住地を開き、「深川の八幡様」と親しまれ、今も昔も変わらぬ信仰を集める「江戸最大の八幡様」です。徳川将軍家の手厚い保護を受け、また、明治維新に際しては朝廷が当宮を准勅祭ご指定になり、勅使を使わされた弊帛を賜り、新しい御代の弥栄を記念されました。
境内には歴代の横綱や大関の記念碑がたっております。
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