イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2017年12月27日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

2570 京の匠技・錺(かざり)金具の見学と味の館

 
2017年12月19日(火)開催。  当日参加者 20名 申込み21名


JASSのイベントでないと見られないだろう今回の内容に参加者全員満足でした。
千数百年の渡って連綿と伝えられてきた技術は神社、仏閣などに採用。銅板が職人技で驚きの錺金具に変身。

9工程を各々プロが分業で仕上げる錺金具は、ステイタスを上げる役目を持つている装飾品。
伊勢神宮を始め、名だたる神社・仏閣更に、御輿や祇園祭の鉾の錺など素晴らしい京の匠技を見学。

「ようこんなところを公開していただけたなあ。」京都の西陣織等京を知り尽くした運営委員の1人はこんな世界は知らなかった。「お寺や神社の見方も変わる(飾りの方も注目)かも知れない」と言われていました。

特に、国宝二条城の襖の引き手やJR西日本のトワイライトエクスプレス 瑞風にも採用された錺金具の森本錺金具製作所を特別に見学。

食事後は手染め友禅を見学(希望者のみ)

森本錺金具製作所についての内容は ここ をクリックするとご覧いただけます。



社長自ら、銅板が、錺に変身していくまでの工程を順番にものを示して説明いただいている様子。
完成品等は撮影禁止です。


森本錺製作所様の作業場への入り口
 
参加者が熱心に質問に対し、それにお応えいただいている作業現場内で
作業されている職人の方々と
後方の棚には工夫され、自前で作られた道具類が多数整理保管されていた。
     
 

銅板が錺に変身する彫金技と工夫された台

   
吉富=手染め友禅製作の現場。
美しい子供の羽織の服地をこつこつと作業されている様子。

     
   (運営委員 川崎泰弘 記す)                                  イベント実施報告一覧へ戻る