2018年01月10日(水)開催。参加者13名。 (企画・内田 秀 運営委員)
三重県北部の神体山と仰がれた多度山(403m)の麓にある多度大社(桑名市多度町)に正式参拝しました。
社伝によれば、第21代雄略天皇の御世に社殿が造営されたという由緒ある北勢の古社で、古謡でも「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」と詠われたとのこと。別名が北伊勢大神宮。桑名駅から養老線の大垣行き電車に乗り換え、多度駅からバスで多度大社へ向かった。
白馬伝説の神社であることにちなみ、白い神馬・錦山号が参拝客を出迎えてくれる。ニンジンを与えて「回れ」と声をかけると反時計回りに神馬舎の中を一周してくれた。また参道の階段の左手には狭くて急な坂(崖)があり、華麗、勇壮な上げ馬神事に使われる道だという。
さらに奥にある緩やかな参道を登ると、天津彦根命(天照大神の第三皇子)を祀る本宮と、その御子である天目一箇命を祀る一目連神社が並んでいた。両宮を順番におまいりした後、坂下にもどり、近代的な建物の多度大社の儀式殿で神職によるお払いを受け、玉串奉奠を行った。
参拝後は鳥居前の店でランチ。多度の名物は鯉ということで、鯉の洗い、鯉こくを頂いた。大豆にきな粉をまぶして丸めた多度豆もおいしい。東邦ガスから初参加された高井さんをはじめ、参加者全員が近況報告したりして親睦を深めた。
これで今年のJASSイベントが無事にスタート。めでたし、めでたし。
(文、写真 会員・岸田匡弘様)
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