イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2023年 5月26日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

3901 子孫が語る!「私のご先祖様」シリーズ5

 
催行日:5月24日(水)定員15名 参加者10名

1.会場玄関にある南洲翁像と額縁

  2.講師の西郷吉太郎様

 3.聴講者は耳目を集めています

   4.聴講中は刮目状態

シリーズの今回は、西郷隆盛・本家直系4代目の西郷吉太郎様をお招きして、数々の貴重な高話を拝聴しました。
標題「曾祖父・南洲翁について父から聴いた逸話」
1.~7 抜粋
1.2つの銅像
 上野は兎狩りのスタイルと薩摩犬 高村光雲 制作
       鹿児島の城山は陸軍大将の軍服姿 渋谷忠犬ハチ公の安藤照 制作
2.写真 明治天皇から朕の写真と交換に西郷の写真をくれと言われたが、写真を渡さず、天皇の写真は
    戴いた。
3.糸子夫人 前妻の子供や自分の子供たちの礼儀作法など厳しく育て、留守がちの南洲翁は糸子夫人には
      頭が上がらなかった。
4.明治天皇 天皇が一番信頼していたのが南洲翁、上野の銅像制作費用にも、金一封(当時のお金で
      ¥500)を呈している。
5.征韓論 これは間違い、南洲翁は一言も戦争をする事を言ってない。話し合い訪問する事で行く。
     政治の世界、派閥争いに巻き込まれた
6.西南戦争 大久保利通との確執もありか。
7.南洲遺訓集 出羽・庄内藩は官軍との戦いで抵抗し敗れた。しかし、お咎めが軽微であった。
       これは南洲翁の寛大なる判断。
       庄内藩では、南洲翁の遺訓41ヵ条と追加2ヶ条を纏め刊行した。その後、庄内藩の藩士が
       この遺訓集を全国頒布展開をした。

(西郷吉太郎講師から)
  西郷隆盛に関する本は約700冊あり、せごどんの時は106冊。
  おススメの著作本は、海音寺潮五郎、池波正太郎 林房雄
  面白いのは、「西郷内閣」早瀬利之著 双葉社


   (運営委員 北 健二 記す)    イベント実施報告一覧へ戻る